半月板の炎症

秋田 コスモス自然形体院
高校1年 女性 バスケット部症状が三つ。まず、一ヶ月前より、左膝裏が痛い。
曲げるとき痛い、伸ばす時痛い。正座で体重をかけると痛い。
2週間前、病院では、半月板の炎症と言われ、2週間練習を休んで様子をみるように言われた。
2週間が過ぎたが、いっこうに良くならず、かえって痛みが増した。

ふたつめ。
右側の骨盤の前側(手でさわれるところ)が痛い。
走るとき痛い。
右側に体重をかけると痛い。
立位で右膝を高くふりあげると痛い。

以前、左側も同じような痛みがあった。1ヶ月練習を休んだら、治った。
今回反対側が痛いので、あまりひどくならないうちに治したい。

三つ目。
腰痛。腰全体がこってる感じ。

まず、ひとつめ、膝の痛み。
膝裏の圧痛はない。周辺の筋肉の癒着や疲労をとる。脚全体も同様。
プラス、膝の動作転移が原因であろうと思われるので、
(曲げたり伸ばしたりするときに、膝の関節がずれる)まず、仰臥位で、膝のずれを修正。
立って確認してもらうと、10の痛みが2までに減った。

次に、立位で、膝のずれを修正。
これで、痛みは、完全に無し。

二つ目。骨盤前側右 の 痛み。
これは、腸骨の動作転移。
立位で修正。

簡単に痛みは無くなった。

三つ目。腰痛。
これは疲労によるものなので、腰背部の疲労を丁寧にとった。

今日から、もう練習に復帰してかまいませんよ!

一定の動作のときに関節がずれることがあります。
関節がずれるために、靱帯や筋肉が通常より引っ張られて
痛みがでます。

微妙なずれですので、レントゲンでとってもわかりません。
レントゲンは,静止状態でとります。
動作時にずれるのは、レントゲンではわからないのです。

動作時に関節がずれることを
動作転移といいます。
他の原因が無ければ、動作転移だけなら、簡単に症状は回復します。

病院や整骨院などで、なかなか治らない方、
自然体健康法(自然形体療法)の施術院へおいでください。

この高校生のお母さん、何年か前の新聞折込のチラシを
ずっととっていて、気になっていたそうです。
今回、思い切って来院して良かったですね。

2012年 9月

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